バリ島の世界遺産
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バリ島・世界遺産の教科書!五つの世界遺産の見どころから行き方まで完全解説♪

地球人類の宝物とも言うべき世界遺産。

実はバリ島にも世界遺産があるって知っていましたか?

バリ島の世界遺産は、ユネスコによって2012年に認定されたばかり。バリ島らしい自然豊かでエキゾチックな五つのエリアが世界遺産に選ばれています。せっかくバリ島を観光するなら、ぜひぜひ世界遺産も訪れましょう。ここではバリ島の世界遺産の見どころをはじめとして、行き方やアクセス方法も解説しています。ぜひ参考にしてみてくださいね♪

バリ島の世界遺産について

バリ島の世界遺産

バリ島の世界遺産の正式名称は、「バリ州の文化的景観:トリ・ヒタ・カラナ哲学に基づくスバック灌漑システム」です。「トリ・ヒタ・カラナ」とはサンスクリット語の言葉で、バリ・ヒンドゥー教の大事な教えのこと。神・人間・自然の調和をなによりも大事にしているからこそ、バリ島には美しい自然遺産がたくさんあるんでしょうね。

バリ島の世界遺産には五つのエリアが含まれています。

  • バトゥール湖
  • タマン・アユン寺院
  • ウルン・ダヌ・バトゥール寺院
  • パクリサン川流域のスパック景観
  • ジャティルイの棚田

それでは、バリ島の世界遺産をひとつずつご紹介していきますね。

バリ島の世界遺産①バトゥール湖

バリ島の世界遺産

バトゥール湖が世界遺産に登録されたのは、その美しい景観もさることながら、現地のバリ・ヒンドゥー教の信仰と深く結びついてきたから。人気のウブド方面からアクセスしやすいため、バリ島観光の人気ランキングに入る定番スポットでもあります。

バトゥール湖とは

バリ島の世界遺産

バトゥール湖(Lake Batur)とは、カルデラに形成された神秘的な火山湖です。バリ島では最も大きな湖で、「バリ島の水がめ」と呼ばれることも。すぐ近くには標高1717メートルの霊峰・バトゥール山がそびえ、雄大な高山と澄み渡る湖のコントラストは絶景です。

バトゥール湖には守護神デウィ・ウルン・ダヌ(Dewi Ulun Danu)が棲むと考えられています。デウィ・ウルン・ダヌはバリ島の川や泉の源になったとされる格式の高い女神。バトゥール湖の神秘的な光景を目にすれば、あなたにも女神の存在を感じられるかもしれません。

バトゥール湖の見どころ

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バトゥール湖の一帯はキンタマーニ高原と呼ばれ、バリ島でも一、ニを争う景勝地として有名です。キンタマーニ高原の展望台にはレストランもあり、バトゥール湖の雄姿を眺めながらインドネシア料理に舌鼓を打つのは、バリ島ツアーの定番コース。

バリ島の世界遺産

バトゥール湖の近くにはなんと温泉プールも。温泉はバトゥール湖とシームレスな作りになっていて、バトゥール湖との一体感を感じられます。バトゥール温泉は日帰りで入ることもできるので、気軽に利用しやすく安心です。気になるお値段はランチつきで180,000ルピア(1,400円ほど)ランチなしで50,000ルピア(1,100円)ほどです。

バトゥール温泉の住所:Desa Pekraman Batur, Toya Bungkah, Kintamani

バトゥール湖への行き方

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バトゥール湖へ直接向かう公共交通機関はありません。現地のオプショナルツアーを利用するか、タクシーやチャーター車を呼びましょう。ガイドつきのチャーター車なら、一台で一日5,000円ほどの予算でバリ島を見て回れます。

バリ島の世界遺産②タマン・アユン寺院

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タマン・アユン寺院はバリ・ヒンドゥー寺院の精髄とも呼べる美しい景観が特徴です。バリ島でもっとも美しい庭園寺院と評判で、静かで荘厳なバリ・ヒンドゥー教の世界を味わえます。バリ島の観光満足度ランキングでも上位に位置するタマン・アユン寺院をご紹介。

タマン・アユン寺院とは

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タマン・アユン寺院(Taman Ayun)はバリ島中西部にあります。タマン・アユン寺院のルーツは、17世紀にバリ島を統治していたメングウィ王国にあり、1634年にメングウィ王国の国家寺院として建立されました。メングウィ王国は19世紀後半に姿を消してしまいましたが、タマン・アユン寺院は今も当時の姿を映し出しています。

タマン・アユン寺院の見どころ

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「タマン・アユン」の意味は「美しい庭」。寺院の周りにめぐらされた魔除けのお堀や、寺院内を覆い尽くす緑の芝生が人気です。タマン・アユン寺院の中には入れませんが、美しい遊歩道を歩きつつ外から見ることができます。

タマン・アユン寺院には「メル」と呼ばれる石の多重塔が十基あり、バリ島の自然と調和した神秘的な景観を生み出しています。メルの屋根は基本的に奇数なのですが、ひとつだけ屋根が二重のものがあるのだとか。タマン・アユン寺院を訪れた際は、ぜひ探してみてくださいね。

タマン・アユン寺院の行き方

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タマン・アユン寺院へ直通の公共交通機関はありません。こちらも現地のオプショナルツアーを利用するか、チャーター車やタクシーでのアクセスになります。車だとクタからは一時間ほど、ウブドエリアからは三十分ほどで到着。タマン・アユン寺院の開館時間は朝の9:00から夕方の18:00までなので、ツアープランを確認しましょう。

タマン・アユン寺院の住所:Jl. I Gusti Ngurah Rai – Carangsari, Mengwi

バリ島の世界遺産③ウルン・ダヌ・バトゥール寺院

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バトゥール湖の女神、デウィ・ウルン・ダヌを祀っているのが、バトゥール湖の湖畔に建つウルン・ダヌ・バトゥール寺院です。キンタマーニ高原へ行く予定があるなら、ぜひウルン・ダヌ・バトゥール寺院にも立ち寄りましょう。

ウルン・ダヌ・バトゥール寺院とは

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ウルン・ダヌ・バトゥール寺院は、活火山バトゥール山が噴火した直後の1926年に移築されたバリ・ヒンドゥー教の寺院。もともとは仏教寺院だったようで、至るところに仏像や仏教芸術の名残を見ることができます。

バリ島では二番目に格式の高い寺院で、観光客が入る際は正装のサロン(腰巻き)を着用するか、持っていない場合はレンタルしなければなりません。サロンのレンタル料に加え、入場料が5,000ルピア(日本円で40円ほど)かかります。

ウルン・ダヌ・バトゥール寺院の見どころ

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ウルン・ダヌ・バトゥール寺院はバトゥール山とバトゥール湖を一望できる場所にあり、寺院からの眺めは格別です。ウルン・ダヌ・バトゥール寺院に入ったときにまず出会うのが、独特な形の割れ門。バトゥール山が噴火した際に溶岩が到達した地点なんだとか。割れ門をくぐると、中央にはバリ・ヒンドゥー教の寺院、左側にはカラフルな仏教寺院があります。仏教とヒンドゥー教が混在した、バリ島ならではの宗教芸術を楽しめます。

ウルン・ダヌ・バトゥール寺院の行き方

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バトゥール湖と同様に現地のオプショナルツアーか、タクシー&チャーター車での移動になります。ウブド方面からだと所要時間は一時間ほどです。ウルン・ダヌ・バトゥール寺院は、バトゥール湖からさらに車で10分くらいの高地にあります。

ウルン・ダヌ・バトゥール寺院の住所:Songan Village Kintamani, Gianyar

バリ島の世界遺産④パクリサン川流域のスバック景観

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「スバック」とは、バリ島の伝統的な水利組合のこと。バリ島では紀元六百年から灌漑を行っており、長い年月をかけて水田を維持管理するための水利組合を築き上げました。そんなバリ島の歴史と伝統がギュッと詰まった、パクリサン川流域のおすすめポイントを解説します。

パクリサン川流域とは

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パクリサン川はキンタマーニ高原から流れる聖なる川です。インドラ神が聖剣をふるい創造したとされる泉・ティルタウンプルが源流になっているという神話の舞台でもあります。

パクリサン川流域の見どころ

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透明で清らかな水をたたえるパクリサン川流域には、スバックによって美しく整備された棚田が広がります。あちこちで見かける水路には、「プランキラン(Pelangkiran)」と呼ばれる道祖神のような祠も。バリ・ヒンドゥー教が深く関わっていることがわかりますね。

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パクリサン川流域には「グヌン・カウィ(Gunung Kawi)」と呼ばれるバリ島最大の石窟遺跡も。11世紀にバリ島に存在したワルマデワ朝の王墓だと言われています。断崖絶壁の高さは約7メートルで、見るものを圧倒する壮観です。バリ島の伝説では、当時のウダヤナ王の家臣だったクボ・イワという英雄によって、たった一夜で彫刻されたのだとか。

入場料は大人が15,000ルピア(120円ほど)子供が7,500ルピア(60円ほど)となります。

グヌン・カウィ遺跡の住所:Jalan Raya Kedisah, Tampaksiring

パクリサン川流域への行き方

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パクリサン川流域もチャーター車かタクシーでの移動になります。デンパサール国際空港からはおよそ一時間半ウブド方面からだと30分ほどで到着できます。グヌン・カウィ遺跡の入り口からは約300段の階段が続くため、時間の余裕を見ておいたほうがよいかもしれません。

バリ島の世界遺産⑤ジャティルイの棚田

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パクリサン川流域をはじめとして、バリ島には水利組合スバックによって築かれた棚田がたくさんあります。そのなかでもランキング上位に位置し、バリ島でもっとも美しいとされている場所が、「ジャティルイの棚田(ライステラス)」です。

ジャティルイの棚田とは

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ジャティルイ(Jati Luwih)の棚田は、バトゥカウ山のふもとにあります。この地域はバトゥカウ山の尾根や峡谷が広がり、ほとんど平らな場所がありませんが、バリ島の農民たちは時間をかけて見事な棚田を築き上げました。「ジャティルイ」とは文字通り「美しい」という意味。その「美しさ」をぜひあなた自身で確かめてみてください。

ジャティルイの棚田の見どころ

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ジャティルイの棚田の近くには人気カフェ&レストランがたくさんあり、棚田やバトゥカウ山を一望しながら食事をするのが定番です。日中は青々とした棚田の風景を、サンセットの時間帯はオレンジがかったロマンチックな棚田の風景を、美味しい食事つきで堪能できます。

ジャティルイの棚田の行き方

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ジャティルイの棚田も公共交通機関がありません。お泊りのホテルでタクシーやチャーター車を頼みましょう。もっとも近いウブドエリアからは、一時間半ほどの旅になります。棚田の近くは道が狭いので、大型の車は通行できないので要注意です。

バリ島の世界遺産と合わせて訪れたい観光スポット

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バリ島には世界遺産と同じくらい魅力的な観光スポットがまだまだあります。世界遺産ツアーのついでに訪れることができるのもポイント。ぜひプランに取り入れてみてください。

ティルタウンプル寺院

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パクリサン川流域のグヌン・カウィ遺跡の近くにあるのがティルタウンプル寺院。「聖水の寺院」と呼ばれるだけあり、ティルタウンブル寺院では沐浴・マンディ(Mandi)ができます。寺院内にはインドラ神が創造したとされる聖なる泉があり、そこから水を引き込んだ清らかな沐浴場で、身も心もリフレッシュしましょう。

ゴアガジャ遺跡

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ゴアガジャ遺跡はウブド方面から車で15分ほどでアクセスできる遺跡。「ゴア」は象、「ガジャ」は洞窟を意味し、当時入植していたオランダ人が名前をつけたようです。入り口は怪物がぱっくり口を開けたようなデザインで、内部は薄暗くひんやり。ゴアガジャ遺跡が建てられた理由は判明しておらず、現地で洞窟のルーツに思いを馳せてみるのもいいかもしれません。

入場料は15,000ルピア(120円ほど)です。ゴアガジャ遺跡はバリ・ヒンドゥー教の聖地ですので、無料貸出のサロン(腰巻き)を身に着けましょう。

バリ島の世界遺産まとめ

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バリ島の世界遺産やおすすめスポットをご紹介してきましたが、いかがでしょうか?
一度に回るのはなかなか大変ですが、バリ島のウブドエリアなら比較的アクセスしやすいのがバリ島世界遺産の特徴。公共交通機関が存在しないため、現地のオプショナルツアーやタクシーを上手に利用しましょう。ウブド方面へ行くツアーでしたら、こちらもおすすめです。

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