バリ島のケチャックダンス
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バリ島でケチャックダンスを鑑賞しよう!ケチャックダンスのストーリーや公演場所も解説♪

インドネシアの「芸能の島」、バリ島の3大舞踊のひとつがケチャックダンス(kecak)です。

バリ島の伝統舞踊なら宮廷舞踊として発展したレゴンダンスや、お祭りの獅子舞のようなバロンダンスも有名ですね。ケチャックダンスは伝統楽器のガムランを使わない、人間の声と体だけでリズムを表現する迫力たっぷりの民族舞踊です。

この記事ではケチャックダンスに興味をお持ちの方へ、ケチャストーリー歴史的背景おすすめの公演場所も紹介しています。

バリ島のケチャックダンスとは

バリ島のケチャックダンス

まずはケチャックダンスのことをよく知らない方のために、「ケチャってどんなダンスなの?」という疑問にお答えします。

バリ島のケチャックダンスってどんなダンス?

バリ島のケチャックダンス

ケチャックダンスはインド神話ラーマーヤナをベースにした舞踊劇です。ケチャはサンセットタイムに開催されることが多く、沈みゆく夕日と燃え上がるかがり火が幻想的です。

バリ島のケチャックダンス

バックミュージックとなるのは、腰布を身につけた数十名から数百名の男性のリズム豊かな合唱です。猿の鳴き声を真似た「チャ、チャ、チャ」というリズムが心地よいです。メインダンサーはバリ島の伝統衣装に身をつつんだ、美しい女性がつとめることが多いですね。

バリ島のケチャックダンスの歴史・背景

バリ島のケチャックダンス

もともとはサンヒャンと呼ばれる民族舞踊でした。疫病が蔓延したときなどに祖先の霊を招き、助言を聞くための儀式だったようです。

ケチャックダンスが現在の形となったのは比較的最近で、バリ島で芸術ムーブメントが起こった1920年代後半から1930年代前半にかけてのこと。ドイツ人画家ヴァルター・シュピースがバリ島の伝統舞踊を改革し、ラーマーヤナを題材とする舞踊劇になりました。

バリ島のケチャックダンスはどんなストーリー?

バリ島のケチャックダンス

ケチャックダンスはラーマーヤナ・モンキーチャントと呼ばれることもあります。その名のとおり古代インドの冒険譚ラーマーヤナがベースになっており、とても物語性豊かです。

バリ島のケチャックダンスのストーリー

バリ島のケチャックダンス

ラーマーヤナとは、スタジオジブリの宮崎駿監督が「天空の城ラピュタ」の参考にしたことでも知られるヒンドゥー教の神話です。

ラーマーヤナのストーリーは、悪の魔王ラワナに誘拐された王妃シータを、アヨディア王国の王子ラーマが救出するというもの。ラーマが猿の将軍ハヌマーンとともに善の軍団を率い、ラワナに決戦を挑むシーンは見ものです。ケチャックダンスでは動きや掛け声をまじえ、ヒンドゥー教を知らない観光客でもわかりやすく楽しませてくれます。

バリ島のケチャックダンスの登場人物

バリ島のケチャックダンス

ケチャックダンスの主人公は、アヨディア王国の王子ラーマと王妃シータ。ラーマの陣営ではラーマの弟ラクサマナや、ユーモラスな猿の将軍ハヌマーンなどが登場します。ラワナの陣営では、シータを助けるラワナの姪トゥリジャタ、ラワナの息子メガナダなどが登場します。

ケチャックダンスのダンサーの服装は?

バリ島のケチャックダンス

バックミュージックのかけ声を出す男性陣は、耳にハイビスカスを飾り、着るものは腰布(ポレン)だけと迫力たっぷりの服装です。女性ダンサーはバリ島の伝統的な衣装を身につけ、とくに王子ラーマや王妃シータきらびやかな装いです。

バリ島でケチャックダンス鑑賞なら①ウルワツ寺院

ウルワツ寺院のケチャックダンス

バリ島でナンバーワンとの呼び声も高いのが、ウルワツ寺院のケチャックダンスです。

ウルワツ寺院のケチャックダンスの特徴

ウルワツ寺院のケチャックダンス

ウルワツ寺院は断崖絶壁に建つロケーションが人気で、はるか先までひろがるインドネシアの海をバックにケチャを鑑賞できます。ウルワツ寺院のケチャは、バリ島のガイドブックならかならず掲載されているほど。

ウルワツ寺院のケチャックダンスの鑑賞方法

ウルワツ寺院のケチャックダンス

公共交通機関がないため、個人でウルワツ寺院に行く場合はタクシーカーチャーターを利用しましょう。アクセスしやすいのはクタジンバランで、とくにクタからだと車で1時間ほどで行けます。ケチャの開演は午後18時ですが、当日券の販売は午後17時からです。チケット待ちの行列ができるため、ガイドさんがいる場合は並んでもらいましょう。

英語名 Uluwatu Temple
住所 Pecatu Village Badung Bali, Uluwatu
公演時間 午後18時~午後19時(バリ島のお正月ニュピの日は休み)
入場料金 20,000RP(2019年1月現在)
ケチャ料金 70,000RP(2019年1月現在)

バリ島でケチャックダンス鑑賞なら②タナロット寺院

タナロット寺院のケチャックダンス

タナロット寺院でも最近ケチャックダンスの公演がはじまり、注目度が高まっています。

タナロット寺院のケチャックダンスの特徴

タナロット寺院のケチャックダンス

タナロット寺院は海のなかに浮かぶ岩に建てられ、バリ島でもっともサンセットが美しいといわれるスポット。黄金色の夕日を浴びながらケチャックダンスを鑑賞できます。ウルワツ寺院よりもダンサーの数は少ないですが、ほかにはないロケーションの魅力があります。

タナロット寺院のケチャックダンスの鑑賞方法

タナロット寺院のケチャックダンス

個人でタナロット寺院に行く場合は、タクシーカーチャーターを利用しましょう。クタからなら車で1時間から1時間半、スミニャックだと車で30分から1時間ほどかかります。タナロット寺院でもケチャは当日券を購入する形になります。

英語名 Tanah Lot Temple
住所 Beraban, Kediri, Tabanan Regency,
公演時間 午後19時~午後20時(バリ島のお正月ニュピの日は休み)
入場料金 大人60,000RP、子供30,000RP(2019年1月現在)
ケチャ料金 一人あたり50,000RP(2019年1月現在)

バリ島でケチャックダンス鑑賞なら③バトゥブラン

バトゥブランのケチャックダンス

バトゥブランウブドデンパサール国際空港の間に位置し、民族舞踊で有名な村です。お祭りに登場する獅子舞のようなバロンダンスや、ケチャックダンスの公演があります。

バトゥブランのケチャックダンスの特徴

バトゥブランのケチャックダンス

バトゥブランの公演の特徴は、サンヒャン・ジャランと呼ばれる余興が行われることです。サンヒャン・ジャランとは、赤々とした炭を裸足で渡るひやひやするようなファイヤーダンス。ケチャとファイヤーダンスを同時に楽しめるのはバトゥブランだけです。

バトゥブランのケチャックダンスの鑑賞方法

バトゥブランのケチャックダンス

個人でバトゥブランに行く場合は、タクシーカーチャーターを利用しましょう。ウブドデンパサール空港からなら車で30分で行けます。ケチャの料金は100,000RPとやや高いですが、オンシーズン(6月~8月)だとチケットが売り切れるほど人気のスポットです。

英語名 Batubulan
住所 Jl. SMKI No.25 Batubulan, Gianyar
公演時間 午後18時30分~午後19時30分(バリ島のお正月ニュピの日は休み)
ケチャ料金 100,000RP(時期により異なります)

バリ島でケチャックダンス鑑賞なら④ウブド

ウブドのケチャックダンス

「芸術の村」と呼ばれるウブドでも、もちろんケチャックダンスを鑑賞できます。ウブドでケチャを鑑賞できるスポットを紹介します。

ウブドのケチャックダンスの特徴

ウブドのケチャックダンス

ウブドにはケチャックダンスを公演する劇団がたくさんあり、日替わりでさまざまなケチャを楽しめるのが特徴です。ウブドエリアはアクセスしやすく、周囲にほかの観光スポットがたくさんあるのも魅力ですね。

ウブドのケチャックダンスの鑑賞スポット

サラスワティ寺院のケチャックダンス

ウブドエリアにはケチャックダンスの公演場所がたくさんあり、毎日どこかでケチャが演じられています。いまもバリ島の王族が住まうウブド王宮や、ウォーターパレスとも呼ばれるサラスワティ寺院が人気です。ウブド王宮から徒歩5分で行けるバトゥカル寺院では、なんと女性のみのバックコーラスを聞くことができます。

ウブドのケチャックダンスの鑑賞方法

ウブドのケチャックダンス

個人でウブドに行く場合は、タクシーカーチャーターに加えて、クタサヌールなどと行き来するシャトルバスも利用できます。ウブドでも基本的にチケットは当日券のみなので、すこし早めに現地入りして購入しましょう。公演時間は劇団によってちがうので注意です。

英語名 Ubud Palace
住所 Jl. Raya Ubud No.8, Ubud, Kabupaten Gianyar
公演時間 午後19時30分~(ウブド王宮の場合)
ケチャ料金 100,000RP(時期により変動します)

バリ島ケチャックダンスのチケットについて

バリ島のケチャックダンス

バリ島のケチャックダンスを鑑賞する際は、チケット料金を支払う必要があります。ここでは「ケチャのチケットってどこで買えばいいの?」「ケチャのチケットって相場はいくら?」といった疑問にお答えしますね。

ケチャックダンスのチケットの予約・購入方法

バリ島のケチャックダンス

ケチャックダンスのチケット販売は、基本的に現地で当日券を買うものと考えてください。現地の旅行案内所でチケットを予約できる場合もありますが、当日券を入手した方が確実です。公演時間の1時間ほど前からチケット販売が行われるケースが多いです。

ケチャックダンスのチケットの価格相場

バリ島のケチャックダンス

人気のケチャックダンスでも70,000RPから100,000RPくらいが相場です。ケチャの公演場所の近くには売り子が立ちますが、ぼったくり価格のことも多いです。かならず正規のチケット売り場で買うようにしましょう。

バリ島でケチャックダンスを鑑賞する際の注意点

バリ島のケチャックダンス

バリ島でケチャックダンスを鑑賞する際に気をつけるべきポイントを解説します。最低限これだけおさえておけば、現地に行ってから「しまった!」と後悔することはありません。

ケチャックダンスからの帰りの移動手段の確保

バリ島のケチャックダンス

ウルワツ寺院タナロット寺院のように市内から外れた場所に行く場合、流しのタクシーが付近を通ることはほとんどありません。とくにタクシーで行く場合はかならず往復で手配し、帰りの移動手段を確保しておきましょう。

ケチャックダンスからの帰り道は野犬に注意

バリ島のケチャックダンス

バリ島のケチャックダンスは夕方から夜にかけて公演されるため、道を野犬がうろつくことがあります。夜間はむやみに出歩かず、まっすぐホテルに帰りましょう。

バリ島にはケチャックダンス以外の伝統舞踊も

バリ島の伝統舞踊

バリ島にはケチャックダンス以外にも伝統舞踊がいくつかあります。

バリ島のバリ舞踊の種類

バリ島のケチャックダンス

伝統舞踊として有名なのは、やはりレゴンダンスバロンダンスでしょう。レゴンダンスは伝統楽器のガムランの伴奏にあわせ、美しい女性が舞い踊る宮廷舞踊です。バロンダンスはお祭りの獅子舞のようなバロン(聖獣)が練り歩き、魔除けの儀式の側面もあります。

バリ島のバリ舞踊の見どころ

バリ島のレゴンダンス

レゴンダンスで有名なのがレゴン・ラッサムです。ダハ王国のランサケリ姫に求婚したラッサム王がテーマで、神鳥ガルーダも登場するなど、神秘的な演目として人気です。

バリ島のバロンダンス

バロンダンスはインドの叙事詩マハーバーラタがもとになっており、善と悪の戦いがテーマになっていますが、外国人も気軽に鑑賞できる楽しい見世物になっています。

バリ島のケチャックダンスまとめ

バリ島のケチャックダンス

バリ島のケチャックダンスの情報をまとめてきましたが、いかがでしょうか。ケチャはバリ島の伝統舞踊のなかでも、パワフルで野性味あふれる男声合唱、華麗に舞い踊る女性ダンサーの対比が美しく、インド神話の深淵さも感じさせてくれるバリ島屈指の名物です。

ウルワツ寺院タナロット寺院ウブドエリアを訪れる際はぜひ足を運んでみてください。

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